英語の勉強、というと、自動的に拒否反応を示す人も多いと感じます。もはや恐怖症とでも呼べるほど激しく、逆に、英語が話せると言うと、それだけで異常なほど尊敬されることが多いのも確かです。

学校での教育方法にも問題があると思いますが、英語を科目として捉えるのではなく、あくまで相手に思いや考えを伝えるツールだという認識を、基礎から徹底的に築く必要があるのではと思います。私はとにかくコミュニケーションが好きなので、自然に英語に関心を持ちました。

相手に伝えたい、同じ気持ちを共有したい、斬新な意見を聞いて、新しい発見をしたい、という気持ちがあれば、結果として英語習得が付いてくるのでは、と思います。

私は、カフェでのマンツーマンのプライベートレッスンをお願いしていた時期がありますが、毎回フリートークで、関心があるテーマについて、先生と意見交換をして2時間話し続けて終わっていました。文法や言葉の正確性よりも、話す内容に関心があるので、相手の話を聞き漏らすまいと必死に聞き質問し、自分の持っている語彙を最大限に活かして表現するうちに、不思議と力がついてきました。

興味がある内容の会話中で、文脈に添って得た語彙や表現を学習するので、記憶が、驚くほど長く脳に留まりますし、正確に学べている確率も高いのです。一旦忘れてしまっても、別の機会にその記憶が呼び起こされるので、自分でも驚いています。一時的な記憶場所から、本格的な記憶領域に刻み込まれるように感じます。自分の興味があることについて、意見交換が出来るネイティブを探す。これが一番楽しく、英語学習は苦痛、という認識を、覆す方法だと思います。